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プライバシーマークが
ようやく来月審査会に上げてもらえるようになった。
早ければ１０月末には決定が降りるらしい。

グループコンサルをうけた事業所（みな社会保険労務士事務所です）の中で
書類審査、現地審査を含め、
ダントツ指摘事項が多かったのがうちの事務所

審査員が厳しいというのもあるだろうが
うちの規程、運用が無線LAN,ペーパーレス仕様であったのも
原因だと思う。

昨日のマイナンバー研修でいわれたが
情報漏洩は
紙よりインターネットのほうが遥かにリスクが高いらしい。
だから小さな事業所は「紙管理」で十分という。
といっても扱う件数が多ければ紙管理には限界がある
効率化のためにもITは必須になってくるのだが

政府が行政の効率化としてH１２年に電子政府構想を掲げたものの
まったく機能せず止まっている
今回のマイナンバーの流れもこの構想が影響しているらしいが
理想はそうでも
現実は領収書のスキャン保存のハードルの高さ
電子申請のめんどうくささ
どれをとっても「本当にやる気あるの？」レベルだ。

個人情報保護法でいち早く情報に対するセキュリティー意識の高まった
医療関係事業者では、電子カルテは普及したものの
インターネットに対する不信感は強く
職員さんはまともなネット環境が敷かれていないことが多い

情報＝漏洩＝ネットには繋がない
今のスタンダードの考え方らしい。

日本は情報セキュリティーにおいては世界で後進国だという。
その原因のひとつに
情報セキュリティーにおいては紙管理のほうが、無難にことが進む（お金も危険も低くて済む）
ことが多いことが挙げられると思う。


電子社会・効率化
情報保護
相反する世界だなとつくづく思います。
セキュリティー、習慣、こえねばならない壁はたくさんあるが
それでも自分の開業当時にはなかった
環境やアイテムはたくさん出てきた。
問題は
人の意識、習慣。
いちばん時間がかかりやっかいなコト
３S（モノの整理）や箱（心の整理）を駆使して相反する世界を柔軟に統合していきたいです。


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