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昨日は、賃金改定の相談が３件相次ぎました。
理由はそれぞれですが、すべてアップ改定の相談です。

平成１０年過ぎくらい、
社労士の資格をとったころの賃金改定の相談といえば
賃下げの相談が多かったです。
じゃあ、今は昔に比べ儲かっているのか？
というと、そうじゃない。。
 

求人難の中、
募集の金額が上がる、
既存の人とのバランスが悪くなるので今いる人も見直す
辞められると困るので
 

など人手不足が根っこにあるようです。
しかしながら、
パートの方は１３０万の壁がまだまだ根強く、
時給を上げたら、時間を短くしなければいけない
という状況に陥り、
ますます人手不足に陥るという
悪循環が起こってしまう。。

だからアップ改訂というより
意識としては調整に頭を悩ませている
というのが正直な感想です。

ここからは個人的な危惧なのですが
これからは物が売れなくて倒産するのではなく
生産やサービスが追いつかず倒産する会社が
増えてくるのではないかと感じています。
時間制約＝生産性向上もしかり
社員に成長と充実感を持ってもらえる環境・風土の形成

調整はとても大切なのですが、中身が伴わない調整は
負のスパイラルに入ってしまうので
なんとか善のスパイラルにもっていって
賃上げ時代を乗り越えていきたいです。。

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