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2016年06月04日(土)更新

お金で買えないもの

社内規程のことで
社長と打ち合わせをした。
見た目は怖いし、沸点は低いけど
情に厚く、根はまじめ
 

創業時から社会保険にはいった
給与計算はわたしが担当
皆勤を含め、社長がつけたい手当はすべて却下
かわりに残業計算はすべて法定通り
 

当時はずいぶんそれらで喧嘩をした。
若い社長も強かったが
若いわたしも強がった(笑)
 

そんなとき
ちょうど労災があって、
うまくかたがついて
従業員思いの社長はそれからはあまりいわなくなって
わたしも奥さんやお母さんと
細かいことは話を進めるようにした。
 

15年くらいたったが
いまではその業界もずいぶんと変わり
調査や報告やときびしくなり
社会保険にはいっていない同業他社は
みんな入れさせられた。
 

「あのころは、まわりの社長から
お前は気でも触れたのか?いかれたんか?
とせんど馬鹿にされたが、
いまになって『お前はすごいな』と認めてもらうようになった」
と社長がいった。
 

そうだったんだ。
申し訳なかった。。
 

「あんときめちゃくちゃ苦しかったけど
やっとってよかった。
途中からやったらできなんだ」
とも言ってくれた。
 

金ぴかの額には
資格1級の賞状がずらりとならんでいる。
従業員さんの資格だ。
とにかく資格を従業員にとらせる社長。
「会社がつぶれてもどこでもひろってもらえるように」
という思いで
リーマンで仕事がなくなったときでさえ
ひたすら従業員に資格をとらせた。
 

「どの現場に行っても(資格を持っているので)喜ばれるんよ」
と奥さん。
 

古びただるまの目を書き入れるのが
社長の夢。
それは従業員さんに満足のいく賞与を出せたとき
 

お金で買えないものが
この会社にはたくさんある
これからもいい夢みせてください。


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