ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
より良い職場環境を目指す社労士の日々の新たな気づき、発見をお伝えします。
- ブログトップ
- ブログ個人トップ
2018年03月29日(木)更新
雇用保険被保険者証って?
年度末入退社連絡が続々ときている。
「必要なもの」
として、なかなかそろいにくいのが
「雇用保険被保険者番号」
こちらは情報だけでいいのだが、
中には番号確認として「雇用保険被保険者証」を求める
事業所も多い。(手続きの際は番号だけで良い)
年金手帳はあるていど市民権をえているようだが
(青色のパスポートみたいなサイズとか
昔ならもしかしたらオレンジかもしれませんとかいうと
おおむね通じる)
この雇用保険被保険者証は
いまだもってまったく市民権を得ていないように感じる。
まず、「なにそれ?」
こちらも説明としては
「ほそながいピラピラのやつ」
そこで「あー」といわれると助かるのだが
それでも「見たことがある」程度(涙)
「もしかしたら年金手帳に一緒にはさんでいるかもしれません」
これは、会社が手続した際、被保険者証を年金手帳と一緒に
返されることがあるためだ。
これがちょい前、だいたい平成20年以前くらいの入社の場合
最近は電子申請をすれば公文書でPDFで返ってきて
プリントアウトするとA4で出てくるので
きりとらなければこのピラピラの細長いものとはいいがたい。
ちなみに健康保険厚生年金の手続きでは
いままで基礎年金番号が必要だったが
今年の3月からはマイナンバーか基礎年金番号か
どちらかで大丈夫になったので
最悪基礎年金番号はなくても手続きはできる。
が、雇用保険の取得の手続きでは、マイナンバーもいるが
この雇用保険被保険者番号も要る。。
ハローワークが管理している番号になるのだが
(基本会社が変わってもこの番号は変わりません)
ない場合は、前職の会社名と加入していた期間を書けば
生年月日等から本人特定ができるようにはなっています。
年金手帳と違うのが、加入先の会社名も入っていて
番号は変わらないのだが、被保険者証は勤務した会社ごとに発行されてる点。
だからなくすのだ(とおもう)
この被保険者証、どうやら年金の請求でも要るようで。。
(おそらく、高年齢継続給付金の確認のために取るのでしょう)
その場合、番号だけでなく添付資料としてこの現物のコピーも要るようです。。
入社の手続をしたら、事業主控えと本人控えが
返ってくるので本人控えを本人にお渡しするように事業所に依頼していますが
いかんせん、本人もなくされる方が多い。
再発行はできるが
個人情報で、社労士といえど、被保険者証は発行してくれない。
自分でハローワークで再発行してもらうのが一番早い。
このピラピラをめぐっての騒動
いろいろあるのですが、
とりあえず、雇用保険被保険者証は
勤務先からもらったら
年金手帳と一緒に挟んでおくのが一番かなと思います(汗)
バックナンバー
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|